オフィスサージェリー
オフィスサージェリー

耳鼻咽喉科の病気の多くはお薬や簡単な処置で改善しますが、なかには外科的な治療を加えることで、より大きな効果が得られる場合があります。「オフィスサージェリー」とは、そのような外科的治療のうち、クリニックで局所麻酔を用い、日帰り手術で行える手術や処置のことを指します。
※ 局所麻酔で行う手術は、全身麻酔に比べて身体への負担が少なく、日常生活やお仕事への影響も最小限に抑えられる点も長所です。適切に行えば、病状の改善に大きく役立つことがあります。当院は手術専門クリニックではありませんが、耳鼻咽喉科の総合診療の一環として、一線で培った頭頸部外科の技能を活かしたオフィスサージェリーも提供いたします。頭頸部(耳、鼻、口、のど、かお、くび、頭皮)の様々な手術に対応しています。手術は日曜午後に行っています。
一方で、クリニックで安全かつ短時間で行える手術には限界もありますので、適応に関しては病状やご体調から「慎重に」判断させていただきます。悪性病変が疑われる場合や手術侵襲が大きい場合など、高次医療機関で手術を受けていただくことが望ましい場合が多くありますので、その際には、信頼できる医療機関をご紹介させていただきます。また、医療に「絶対の正解」はありません。 「手術を避けたい」「他の治療法を選びたい」「他院での手術を検討したい」といったご希望も気兼ねなくご相談ください。皆さまが納得して前向きに治療へ取り組めるよう、最適な選択肢をご一緒に考えてまいります。
診察・検査
症状や状態を確認し、必要に応じて内視鏡や画像検査、採血検査を行います。
治療方針の説明
病状や手術の目的・方法・リスク・費用についてご説明します。手術以外の選択肢や、他院での治療をご希望の場合にも対応いたします。希望される場合には、手術日程(日曜午後)を調整します。
手術当日(日曜午後)
通常は午後2時半ころに来院いただき、ご体調を確認します。
その後、手術部位に注射や塗り薬で局所麻酔を行い、痛みを最小限に抑えて手術します。多くの場合、30分〜1時間程度で終了します。
術後の経過観察
手術後は、15~30分程度院内で安静にしていただき、問題がないことを確認したのちご帰宅いただきます。鎮静薬を使用しませんので、手術終了後の行動制限はほぼありません。
術後の受診
後日受診いただき、創部の経過を確認したり、傷の手当を行います。必要に応じて薬の処方や生活上の注意点もご案内します。
(厚生労働省 医科診療報酬点数表Kコード)
鼓膜切開や鼓膜チューブ挿入、耳瘻管摘出など、鼓膜から外側の手術を行っています。聴力改善を目的とする「鼓室形成術」や、顔面神経麻痺の手術である「顔面神経減荷術」などの側頭骨手術は専門外ですので、高次医療機関に紹介させていただいています。
鼻出血や鼻骨骨折、鼻腔異物摘出術などの一般救急手術や鼻づまり、鼻炎に対する経鼻内視鏡下手術など、おおよそ1時間以内の手術を局所麻酔下に行っています。
くちやのどの良性腫瘍の切除や、白板症などの病変の全切除検査、唾石の摘出術など、経口的手術を中心に手術を行っています。(膿瘍切開術について:排膿後の入院が必要と考えられる場合には高次医療機関への紹介を優先させていただいています)
くび・頭部の皮膚・皮下腫瘍の摘出など、良性病変の切除を中心に行っています。頸部術後の皮膚瘢痕や皮膚拘縮の局所麻酔下手術にも対応します。
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