お知らせ|京都市右京区の耳鼻咽喉科・頭頸部外科|本多耳鼻咽喉科・頭頸部クリニック

〒615-0035京都市右京区西院追分町25-1
イオンモール京都五条3F

075-874-3456

WEB予約
院内イメージ

お知らせ

お知らせ|京都市右京区の耳鼻咽喉科・頭頸部外科|本多耳鼻咽喉科・頭頸部クリニック

  • 2026.10.01 お知らせ

    ワクチン接種を受けるあたま君のイラストについて

    みなさん、本日はやっと晴れまして本当に気持ちが良い日になりましたね。
    早速ですが、先日掲載しました「インフルエンザワクチン接種に関するお知らせ」内のイラストにつきまして、

    「あたま君は服を着ていないはずなのに、何やら袖をまくり上げているように見えて、気持ち悪い」
    「もしかして、着ぐるみなのか?」
    「ひょっとして、お肌のたるみがすごいのか?」
    「まさかとは思うが、中身が空なのか?」

    といったご質問をいただいております。
    皆さまにもやもや感を与えてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

    また、「注射する手つきが怖い、この医者大丈夫か?」

    という疑念も生じさせるイラストであったようです。改めて見てみますと、たしかに、、、、。すいませんでした。
    謹んで以下のイラストに変更させていただきます。

    どうでしょうか。
    あたま君、中身は一応ありそうです。脳筋ではありますが、、、。
    そして、医師ではなく、だいぶんと優しそうな看護師が丁寧に注射しています。
    注射するときは、注射器を押す親指の力加減が大事です。はい。
    あたま君も心なしか安心しているようにみえますネ。

    皆さんのもやもやと不安も解消されますように、、、、。どうぞよい一日をお過ごしください。

  • 2026.09.20 お知らせ

    日曜(一部)二診体制のお知らせ

    10月11日(日曜)10:00-13:30の診療:院長と安里亮医師(京都医療センター耳鼻咽喉科、頭頸部外科診療科長)

    10月18日(日曜)10:00-13:30の診療:院長と平川佳菜医師(耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医)

    10月25日(日曜)10:00-13:30の診療:院長と安里亮医師

    の二診体制で行います。お二人の信頼するドクターに手伝っていただき、いつもより少し多くの皆さんの診療を行うことができます。わーい。


  • 2026.09.16 お知らせ

    インフルエンザワクチン接種に関するお知らせ

    2026年度インフルエンザワクチンの接種を開始します。

    WEB予約開始:10月1日(予約ページから)

    接種開始:10月5日

    対象:原則として高校生以上の方

    方法:皮下注射

    接種料金:3,500円

    【ご確認事項】 お住まいの自治体による高齢者インフルエンザ予防接種などの公費助成対象となる方(京都市の場合、接種日に65歳以上の方など)は、自己負担額が異なる場合があります。市町村からの情報(京都市の場合、WEBで「京都市情報館 予防接種に関すること」で検索 )をよくご確認のうえご予約ください。



  • 2026.09.17 メディカル

    「父ちゃん。外耳道ってどこの道?」「それはね、道ではなくて耳●そが、、、」(母)「出ていけー!」の話

    「子どもによからぬことを吹き込む父」認定を受け、家庭内の地位がじわじわ低下している同志父ちゃんの皆さま、こんにちは。同志院長です。

    前回の「鼻前庭」に続き、今日は「外耳道(がいじどう)」のお話です。ふふ。

    外耳道とは、いわゆるお耳の孔(あな)のことで、耳●そ(耳垢 じこう、みみあか)がたまる場所です。

    耳垢は、外耳道の古くなった皮膚がめくれ、皮脂と混ざり合ってできたものです。耳の孔の入り口付近には、かわいらしい産毛たちが生えています(軟骨部外耳道:耳かきでよく触る部分)。一方、奥へ進むと産毛はなく、つるつるの皮膚になります(骨部外耳道:触ると痛い部分)。

    古くなった皮膚は、奥から外へ向かってベルトコンベアのように移動し、最後に産毛に持ち上げられてポロリンと自然に外へ排出されます。されることになっています。ですので、医学的には「耳垢は勝手に落ちるからお掃除不要」とされています。

    とはいえ、実際には、ベルトコンベアがうまく機能せずに詰まってしまう(耳垢栓塞)方もおられますし、そもそも耳垢が外から明らかに見えていると気になりますよね。院長も家族から「耳垢ぶっ飛び出てるで」と突っ込まれ、慌てて掃除することがあります。

    この外耳道に皮膚に起きる肌荒れを「外耳道炎(外耳炎)」と呼びます。 耳掃除のしすぎが原因になることが多いですが、たまりすぎた耳垢が原因で感染を起こすこともあります。耳垢を栄養にしてカビが生え、顕微鏡をのぞくと胞子が広がっていることもあります(ナウシカやね)。

    「毎日耳がかゆい」「綿棒で触るとカサカサする」という方は、鼻前庭炎と同じ悪循環に落ちっているかもしれません。


    1. 外耳道炎になる

    2. 傷口から汁(滲出液)が出て、かたまる(耳垢っぽいけれど、実はかさぶた)

    3. 気になって綿棒でこする(カサカサ感をなくして、つるつるにしたいので頑張る)

    4. 産毛が刈り取られ、皮膚がさらに傷つく

    5. また分泌液が出て固まる(→ 3に戻る)


    とくに気を付けたいのは、傷口の汁が固まったものが、黄色くってカサカサしていて、いかにも耳垢っぽいということです。でも、これをがんばってはがしている限り、外耳道炎は治りません。

    外耳道炎の治療は、原因によって、抗生剤・抗カビ剤やステロイドの軟膏を用いることが多いです。ただし、奥のつるつるした骨部外耳道に炎症がある場合、ご自身で軟膏を塗るのが難しいため、点耳薬(差し薬)を使います。

    鼻前庭炎と同じく、外耳炎もしつこいのが特徴です。かゆみや痛みが治まった後も、しばらくお薬を続けることが再発防止のコツです。

    耳や鼻の中を人に見せたり触られたりするのは、誰しも気恥ずかしいものです。勇気を出して相談に来てくださる皆さんはエライ!

    ちなみに、関西では「耳くそ」と呼ぶことが多いみたいですが、長崎出身の院長は子どもの頃「耳ご」と呼んでいました。なにはともあれ、湿った「ねば耳さん」も、乾燥した「かさかさ耳さん」も、みんな愛くるしい耳垢たちです。世界中の人が耳垢を愛せたら、なんと平和なことでしょう。エブリバディ Love 耳●そ。

    ということで、前回に引き続き●そ関連の話をたくさんすることができて、院長思い残すことはありません。嫌がらずに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。まともな父親になりたいです。

  • 2026.09.02 メディカル

    「父ちゃん。鼻前庭ってどこのお庭?」「それはね、お庭じゃなくて鼻●そがたまるとこだヨ」の話

    鼻前庭炎(びぜんていえん)と外耳炎。耳鼻科で「軟膏塗りますねー」と言われる病気の代表格です。今回は、そのうちの「鼻前庭炎」のお話です。

    まず「前庭」って何?という話ですが、文字通り建物の前にあるお庭のことです。ベルサイユ宮殿ならバラが咲き乱れているアプローチの部分ですね。お鼻でいうと、入り口すぐの「鼻毛エリア」です。花毛。むふ。

    ここは外気やほこりに触れやすく、ついつい指で触ってしまいがちでもあるので、細菌が入って炎症を起こすことがよくあります。これが「鼻前庭炎」です。大人も子どもも、誰でもなります。


    鼻前庭炎の症状はこんな感じ

    ・同じところに鼻くそ(かさぶた)がたまる
    ・鼻の入り口が痛い、かゆい
    ・鼻がつまった感じがする
    ・自分の鼻がちょっとにおう気がする
    ・ちょいちょい鼻血が出る

    お子さんの場合、指で触りすぎたり、かぜや副鼻腔炎で鼻水がドロドロして汚れたりすると一気に悪化します。大人では、鼻毛の手入れ(毛抜きやハサミ)の傷から菌が入ることも少なくありません。


    鼻前庭炎の厄介なところは、放っておくと治りにくいことです。

    1. 鼻前庭炎になる
    2. 傷口から汁(分泌液)が出て、カチカチの鼻くそ(かさぶた)がたまる
    3. 気になって掃除して(はがして)しまう(なんかくさい、、、、)
    4. また汁が出て固まる、、、、(エンドレス)


    高熱が出るような大病ではありませんが、地味ぃにうっとおしいです。

    「おれは鼻はほじりませんっ」とか「わたくし、鼻●そなんて存じ上げませんわっ」とかいりません。いいんです、ほじっても。人間だもの。運悪く鼻前庭炎になっちゃったら治療しましょう。

    治療は、抗生剤やステロイドの入った軟膏を塗るのが基本です。ただし、背景にアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎がある場合は、垂れてくる鼻水そのものをキレイにするために同時に治療したほうが早く治ります。

    「目くそ・鼻くそ・耳くそ」三兄弟のうち、2つは耳鼻科の担当なんですよね。うれしぃ。ふふっ(^^)


  • 2026.08.11 メディカル

    とろけるうな重、「これは飲み物だワ。」って、そいつはぎりぎりアウト。の話

    うな重って、時々無性に食べたくなりませんか?院長も年1回は「うなぎ食べたい発作」が起きます。ふるさと納税でお願いしたこともあります(鹿児島だったかな……?)。

    それはさておき。カレーもそうなんですが、ふわとろうな重も飲み物のような気がしますよね。でも、細いけれど一応「骨」があるので、(ぎりぎり?)飲み物ではありません。

    最近、のどにウナギの骨が刺さって来院される皆さんが増えています。旅行中の外国人の方も、国内の方もおられます。奥の方に刺さっていることが多いので、のどに麻酔のスプレーをして、内視鏡で見ながらそっと摘出します。

    皆さん、「うな重を食べてそのまま耳鼻科を受診」なんてことにならないよう、ゆっくり味わって食べてくださいネ。

    夏のうな重 ふわとろ食感 おいしいね
    ゆっくりかんで 楽しもう!

    口の中で骨を感知したら、恋人の前でも吐き出しましょう。「なんか、いける気がする。ごくっといってまおう。」とかだめです。人目をはばからず吐き出すあなた、素敵です!

    ほんと、骨さえなければ飲み物ですけどね。うな重。

    ちなみに、アジも「ちょっと」気を付けて。タイ、鮭、ホッケは「とっても」気を付けて食べてくださいね。

    当院は、魚をおいしく食べる皆さんを全力で応援します。

  • 2026.08.03 お知らせ

    これからもどうぞよろしくお願いします

    院長の本多です。2月の開院から半年が経過いたしました。開院間もない当院に足を運んでくださる皆さま、本当にありがとうございます。

    月並みなことではありますが、診療をしていて一番うれしいのは、みなさんがお元気になり当院をご卒業されるときです。一方で、なかなか治療効果が現れなかったり、お薬が体に合わなかったりした際には申し訳なくもどかしい気持ちになります。とにかく、これからもより良い医療をご提供できるよう、今後もお一人お一人の体調やお気持ちを大切に、診療に取り組んでまいります。

    また、安全な医療を支えてくださる薬局・薬剤師の皆さま、最新の医薬品情報や滞りない供給にご尽力いただいている製薬・薬品卸の皆さま、診察に欠かせない医療機器のメンテナンスを担ってくださるメーカー・ディーラーの皆さまに、深く感謝申し上げます。難しい症状の皆さんを快く受け入れてくださる高次医療機関の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。 そして最後に、日々当院を支えてくれているスタッフの皆さん、これからもよろしくお願いします。

  • 2026.07.20 メディカル

    メニエール病によい生活習慣って、そりゃできるんやったら最高やけどさ。の話

    耳鼻科で有名な病気にメニエール病というものがあります。「めまい」と「難聴(聞こえ)」の病気です。発作が起きた時には、ステロイド、利尿薬、血流改善薬や酔い止めなどを使って症状を抑えていきます。しかし、再発を繰り返すことも多い病気です。
    ある程度症状が落ち着いたら、「再発予防にはどうしたらよいですか?」という話になります。
    教科書なんかでも勧められている内容は、次のようなものです。
    ・ 十分な睡眠と休養 
    ・ ストレスの回避
    ・ 適度な有酸素運動 
    ・ 栄養バランスの取れた塩気の少ない食事
    ・ 水分摂取
    ・ アルコール、カフェインの回避 
    いわゆる「健康的な生活」ですね。
    ……普通、無理デスネ。
    仕事をしていたり、家族のお世話をしていたりすると、ストレスもありますし、晩ご飯が遅くなる日もあるし、寝不足になることも多いですよね。子育て、ご自身の通院、身内の体調不良などなど……。生きていくだけでも、十分大変です。
    ですから、完璧を目指す必要はありません。おすすめは、「なんでもそこそこ」です。
    寝る時間を1時間増やす。ビールを1缶減らす。コーヒーは1日2杯までにして夜は飲まない。料理の塩を一振り減らしてみる。
    そんな感じです。ついでに、頑張りすぎている仕事や家事、介護も、ちょっと力を抜いて8割くらいでできたらいいですね。80点で十分。余裕でA判定の合格です。十分頑張れています。
    有酸素運動は、週2回くらいてくてく散歩ができたら最高ですが、これが一番難しいかもしれません。院長にはなかなかできません。
    唯一、比較的簡単にがんばれそうなのが水分摂取です。夏のシーズン特に日中は、しっかり水分を摂ることをおすすめします。コーヒーを飲んだら次はお水。食後にもお水。トイレに行った後にもお水。仕事が終わったらお水。家に帰ったらお水。ただし、夕食後は夜中にトイレで起きてしまうこともあるので、無理のない範囲で大丈夫です。日中限定水水生活。(水筒利用の皆さんは置き忘れにご注意を。当院のスタッフもよく水筒忘れて帰っちゃいます。)

    ちなみに院長は、「メニエール持ちさん」ではありませんが、「良性発作性頭位めまい症(BPPV)持ちさん」です。
    ごくまれですが、急に皆さんの方を向いたり、立ち上がったりした時に、こっそり目が回っていることがあります。だいたい数秒でこちらの世界に戻ってきますので、ご安心ください。

    頑張るみなさん、無理せずなんでもそこそこでネ。

    日々、思うように生きているあたまくん(仮)。
    めまい持ちさんではないけれど、ぐっすり寝て、お水もしっかり飲んでて、、、、。素晴らしいです。
    なのになぜだろう、そんなあたまくん(仮)をみて、なんだかすこしもやもやする。。。。
    院長、まだまだ修行がたりませんネ(反省)

  • 2026.07.01 メディカル

    肩にはアイシング、耳には「素(す)ノイキャン」。の話

    いよいよ夏本番。これから野外ライブ、フェスなど、音楽イベント目白押しですね、多分。院長は長崎出身なので、昔、さだまさしさんの稲佐山野外ライブに行きました。西田ひかるさんのライブとか行けたらよかったけどな、、、。いや、さだまさしさんもよかったですよ。夏だし、「精霊流し」とか聴いたのかな、、、。

    それはさておき、皆さんの夏のライブはきっと最高ですね。運よくチケット当たったら行くしかないでしょ。そうだけれども、、、そうだけれども、、、ライブの後は、耳が疲れます。ライブに限らず、映画、バイクツーリングなど、長時間大きな音を聞いた後は、耳の神経がかなり疲れています。特に「耳が詰まった感じがする」場合は、一時的に聴力が下がっていることが多いです。「音響外傷」といいます。だから、思いっきり楽しんだ後は、耳をしっかり休めてあげてください。静かな部屋で、余韻にひたりながら、ゆっくり寝るのが一番ですね。一晩耳を休めれば、詰まりもたいてい治ります。

    間違っても、「すぽてふぁいで今日のセトリを聴きなおすゼ」とか、「ライブDVDで推しの良さを再確認だワ」とか、だめです。だめだめ。

    ヘッドホンやイヤホンをする場合は、音楽を流さずノイズキャンセリング機能だけを使う「素(す)ノイキャン」です。「ヒーリングミュージックとか、川のせせらぎ音とかやったらえーやろー。」とかないです。「素」です、す。

    ピッチャーの肩と一緒です。投手の皆さんは、投げたら肩のアイシングして連投禁止。ライブに行った皆さんは、「素ノイキャン」で耳のアイシング。ライブ連戦はさすがにないですよね、移動費もグッズ代もかかるしね。いや、チケット当たってしまったら、ありえるか、、、。

    とにかく、肩と同じで耳も消耗品なので大切に使いましょう。「素ノイキャン作戦。無音の境地、透き通る世界!」です。この「聴覚休息 auditory rest (おーでぃとりーれすと)」でも耳のつまりが治らなかったら、しかたないから耳鼻科へGoです。

    ※ 素ノイキャン用のデバイスがない時は、イヤーパフ、ヘッドホン(音はだささずに着けるだけ)でもOK。
    耳栓もよいのですが、ご家族の声など大事な音まで聞こえなくなってちょっと不便かもしれませんヨ。

    無音の境地

    あたまくん(仮)、、、、足の指、あったんか。いったい何のために鍛えているんだ?というか、リアル脳筋だったんだね。泣ける。

  • 2026.06.25 お知らせ

    日帰り手術は日曜午後です

    2月の開院以降、準備を整え、安全を確認しながら、一例一例実施してきたオフィスサージェリー(日帰り手術)ですが、無事に耳、鼻、口、のど、首のすべての領域の小手術を実施できる体制となりました。

    私たちの診療所は、一領域に特化した診療ではなく、耳鼻咽喉・頭頸部の総合診療を行う中で、来院される皆さんのさまざまな症状に応じた幅広い治療を提供することを目標としています。お薬、処置、手術をうまく組み合わせながら、できるだけ多くの皆さんの力になりたいと思います。

    本当は、膝が痛い人も、お腹が痛い人も、心が痛い人も、みんなまとめて治療したいところですが、さすがにそれは難しいので、とにかく耳鼻咽喉科・頭頸部領域で頑張ります。


  • 2026.06.18 メディカル

    おいしくないぞ!いそそるびど!

    夏になって、めまい・ふらつきや難聴(耳のつまり感)や耳鳴り(「ごーーー」)で受診される方が増えてきました。天気が悪いときに調子を崩しやすい方も多いですね。
    実は、めまいの神経(前庭神経)と聞こえの神経(聴神経)は「仲良しのお隣さん」です。そのため、めまいと難聴はいわば兄弟分のようなもので、同時に起きてしまうこともよくあります。両方の症状ががっつり出てしまうと、めまい界隈(?)では「メニエール病」という診断がつくことがあります。そして、このメニエール病の特効薬がですね、おいしくない(まずい!)んですよね。イソソルビドです。いそそるびど。
    シロップタイプとゼリータイプがあるのですが、どっちもどっちです。でもね、なんかよく効きます。「私はめまいがないから関係ないか」と油断している皆さん、聞こえの症状だけで、めまいがない場合でもこのお薬を使うことがあります(・・・・)。
    処方させていただくときは(ちょっとだけ)「申し訳ないなぁ……」という気持ちになるのですが、効果が出ることが多いので、やっぱり頑張っていただきたいです。
    一応「食後」のお薬なのですが、後味が苦手な方は、キンキンに冷やして「食前」に飲んでいただいても構いません。水で薄めるのもOKですが、薄めると飲む量自体が増えてしまうのが悩ましいところですね。嫌なことはパパッと終わらせたい気もしますよね。とにかくおいしくないので、しっかり飲めたらご自身を褒めてあげてください!「よくもまぁ、文句も言わず飲んだな俺、えらいなぁ。」とか「こんな薬飲んでる私ってすごいワ」などとつぶやくのもお勧めです。 なんだかちょっとチャレンジしてみたくなりましたか?
    運悪く(?)この「イソソルビド」を処方されてしまった皆さま、応援しています!そして、あっというまに症状が消えてしまいますように。

    P.S.めまいや難聴に「脱水」は禁物。夏場は危険ですね。のどが渇く前に、こまめな水分補給をお願いします。


  • 2026.06.11 メディカル

    耳の痛みの原因って、いろいろあるヨ。

    耳が痛くなる時、ありますね。カゼからくる中耳炎や、耳かきをした後の外耳炎などでは、夜も眠れないほどのことがあって気の毒です。帯状疱疹(ヘルペス)でも、最初に耳が痛くなることがあります。

    それから、耳自体に問題がなくても痛みが出ることも結構あります。

    よくあるのは、鼻の奥やのどに痛みの原因がある場合です。例えば、以前お知らせでも取り上げた「上咽頭炎」では、よく耳が痛くなります。

    のどだけでなく、顎の関節、歯、舌先、首の骨、リンパ節などの異常でも耳が痛くなることがあります。これは、耳以外のいろんな場所に、耳と同じ神経が通っているからなんですね。この「よそから飛んでくる痛み」のことを「放散痛(ほうさんつう)」と呼びます。

    ですので、耳に異常がなければ、ほうぼう診察して「痛みの親分」を探すことになります。それでも診断、難しいこともあります。もし、耳鼻科医が「うーんうーん」と悩んでいたら、「おいおい、専門家じゃろーがね。スパッと診断しなはれ。スパッとぉ」と思われることでしょうが、そこは口に出さず、優しい気持ちでつきあってあげてください。

  • 2026.06.04 メディカル

    耳の中をさわられるのが怖いって。そりゃぁそうだよね。の話

    耳鼻科では、耳の穴の中を除いたり、中の耳垢を掃除したりする「処置」を行うことがよくあります。それだけではなく、場合によっては、鼓膜を刺したり、切開したりすることも、、、、、。処置している医者としては慣れたものなのですが、やられる方は怖いですよね。お子さんとか、アラート出しまくりでかわいいです。

    ところで、この「耳の中を触られるのが怖い」っていう気持ち、一理あります。実は、耳の穴は、脳につながる人間の弱点の一つなのです。

    1930年代のアメリカに「モン〇ターズ・インク」ならぬ「マーダー・インク(殺人会社)」と呼ばれるマフィアがいました。彼らの暗殺法の一つが耳の穴からアイスピック(ながーい針)を刺すというものだったんです。 銃声ないし、血もほとんど出ないので当時の検死技術では脳卒中などの病死とされることもあったようです。

    耳の穴(外耳道)→鼓膜→中耳→内耳道(神経の通り道)→脳。
    耳の穴は「脳へつながる、近道」なんですね。大事大事。大事にせなあかん。

    そう考えると、耳の中を触られる恐怖には、解剖学的に見ても、マフィアの暗殺史から見ても、「一理あり」ですね。耳の中を他人に触れるときの怖さは、まさに人間の野生のカン、「防衛本能」ってことかもですね。怖くて泣いちゃうお子さん、君たちは正しい。

    そして、耳の中を処置させてくださる皆さん、ありがとうございます。丁寧に処置しますね。


  • 2026.05.21 メディカル

    両手で全力鼻「ぷーん」はだめだめ。の話

    みなさん、鼻かみすぎて耳にきたことありませんか?両手で鼻を同時に押さえて、せーの、「ぷーん」と鼻をかんだときにに「あれ?なんか耳つまった、てか、痛くない?え、やばくない?」みたいな、、、。ご存じの方も多いかもしれませんが、耳と鼻の奥は管でつながっています。だから、全力で鼻をかむと、空気や鼻水が耳に逆流することがあるのです。だから、鼻をかむときは、両方の鼻を押さえちゃーだめです。行き場を失った空気と鼻水が耳に行ってまいます。できれば、鼻をかむときは片方ずつですね。特にお子さんは全力で両鼻押さえて鼻をかんじゃうことが多いので注意です。鼻かんだあとに中耳炎、、、、(涙)。あります。鼻をかむときは、片方ずつ、です。そう考えたら鼻をかむのって結構高度な技術なんだなと思えてきました。鼻を上手にかむことができる皆さん。すごい!


  • 2026.05.21 メディカル

    ニュースで「謎の風邪って、、、、」。。。。それって上咽頭炎±副鼻腔炎ちがう?!の話

    とあるニュースで「のどの痛みに始まり、熱はないけど鼻水、咳がつづく謎の風邪」、、、とおっしゃっておられましたが、めちゃめちゃ普通にありますよね。大部分はウイルス感染にひきつづく上咽頭炎±副鼻腔炎だと思います。どちらもお口からのどを覗くだけでは診断が難しいので、「謎」になるのだと思います。耳鼻科の内視鏡で鼻の奥を観察すると比較的簡単に診断できます。耳鼻咽喉科って日陰者だけど、捨てたもんじゃないですね(うっふーん)。上記の症状がある方。耳鼻科に受診する時間がなければ鼻うがいだけでもやってみてくださいネ。鼻うがいでドローって膿が出てきたらビンゴです。みんな元気になーれー。

  • 2026.03.25 メディカル

    アレルギー採血検査代でラーメン5杯は食べられるって、、、ね。

    アレルギーの採血検査。受けたことがある方、結構おられるんじゃないでしょうか?

    (検査結果、どこかにしまっていませんか?)

    当院でもアレルギー検査として、鼻水と採血の検査を行っています。皆さんからのご希望で検査したり、私からお勧めしたり、いろいろです。

    検査結果の説明では、院長はよく「スギ、しっかり出てますね〜」「鼻水にもアレルギー細胞が出ていますね〜」などとご説明します。一方で皆さんの反応はさまざまで、「スギだけやん、よかった」「ゴキブリ!?いや、そもそも触れへんし…」「マラセチア?なにそれ…カビ?」など、悲喜こもごもです。

    実は、アレルギー検査をしなくても治療は始められます。そもそも血液検査が陰性でも、アレルギー性鼻炎のことはあります。むしろ大切なのは、症状+鼻の中の状態です。内視鏡で鼻の状態を見て、薬の強さ・組み合わせを調整します。同時に副鼻腔炎や上咽頭炎、ごくまれな腫瘍が隠れていないかもチェックします。今の薬はかなり優秀なので、薬の調整さえできれば、治療はだいたいうまくいきます。

    では、検査のメリットが何かというと、薬に少し抵抗がある方でも「腹を決めて治療に取り組めること」です。

    ● スギ・ヒノキが強い →「とりあえず5月いっぱいは頑張ってお薬のもうかな」

    ● ダニやハウスダスト →「長めに治療もやむなしかー」

    と、気持ちの踏ん切りがつきやすくなります。

    ですので、

    ● 「たぶん花粉症やけど、認めたくない…」

    ● 市販薬でなんとなくしのいでいる

    ● 自分のアレルギーを詳しく知って、いつまでどのくらい治療すればいいかの見当をつけたい

    こういう方は検査を考えてもいいかもですね。

    ところで、

    > 採血検査:3割負担で約5,000円(おいしいラーメン5杯 or ミスド30個くらい)

    むむむぅ、、、、、、、。

    採血検査を受けて己を知るか、、、ドーナツを買って英雄となるか、、、。

    はたまた、「採血ドーナツいずれも不要!とにかく治療受ける!」と漢(おとこ)を目指すか、、、。^

    正解は一つではありません(バスキンロビンスもあり得る)。

     

    ちなみに、

    > 内視鏡検査:3割負担で約2,000円(映画1回 or カラオケオールナイト・ドリンク付きくらい)

    うーん、、、、。

    でも、カラオケオールナイトよりは内視鏡検査の方が楽ですよね。

  • 2026.03.12 メディカル

    じょーいんとうえん

    上咽頭(じょういんとう)は、鼻のつきあたり、のどちんこの裏側にある場所です。
    お子さんでは、ここにあるリンパ組織(アデノイド)が腫れやすい場所としても知られています。


    みなさんからよく「鼻水がのどにおりてくる感じがする」
    という症状をお聞きします。
    そんなとき、
    「花粉症かな?」「ちくのう(副鼻腔炎)かな?」
    と思うことも多いのですが、診察してみると、この“上咽頭”が膿んでいることも意外とあります。ウイルスのかぜでも、この部分はよくただれます。口からは見えない場所なので、鼻から細い内視鏡を入れて観察します。耳鼻科医が「ちょっと見せてくださいね」と言って、すぐ内視鏡を入れたがる場所です(たぶん)。

    ・鼻をすすっても飲み込んでも、鼻の奥に鼻水が引っ付いている感じがとれない
    ・寝ていて鼻呼吸をすると、鼻の奥が痛くてつらい
    ・頭の中心から後ろ(後頭部)にかけて頭痛がする
    ・扁桃は腫れていないし高熱もないけれど、のどの痛みがあってしんどい

    このような症状がある場合、上咽頭炎(じょういんとうえん)かもしれません。院長も時々なりますが、こじらせると結構つらいです。昔、自分で内視鏡を入れて毎日上咽頭を観察してみたことがあるのですが、最初は「ウイルス性の軽い炎症やな」と思って油断していたら、数日で膿んできてめちゃくちゃ痛くなってびっくりしました。
    治療は状態によりますが、膿んでいる場合は抗生剤をお出しすることが多いです。鼻うがいで膿や分泌物を洗い流すと痛みも緩和されます。
    ちなみに、鼻をすすってゴクンと飲み込むのは普通のことです。そう、普通です。

  • 2026.03.01 メディカル

    赤ちゃん用綿棒のすすめ

    耳鼻科では、「耳掃除しすぎですねー。しばらく耳掃除しないでくださいねー」という話がよくでます。でも、ずっと掃除しないわけにもいかないですよね。時々は耳かきもしたくなりますしね。おすすめは「赤ちゃん用綿棒」です。芯が紙製で硬くないものが良いです。硬い耳かきや、普通の綿棒と違って、力が入りすぎるとたわんだり、折れてたりしてくれるので、耳の皮膚が傷つきにくいです。耳垢を奥に押し込みにくいのもgood。耳の中に軟膏を塗るときにも便利です。いつも綿棒でゴリゴリこすってしまう人は、まずは、赤ちゃん用綿棒に替えてみてください(薬局や百均でゲット)。耳掃除は毎日はやりすぎですが、1-2週間に1回くらいなら問題なし。かゆみ、痛みが続く場合には、しゃーない、耳鼻科へGoです。

  • 2026.02.19 メディカル

    鼻うがいのタイミングについて:ちょっとした注意点

    花粉症のシーズンとなり、鼻うがいを始める方も増えてくると思います。

    朝晩うがいをするほうがよいのでしょうが、経験上、朝の鼻うがいには注意が必要です。
    朝に鼻うがいをすると、日中、ちょっと頭をかしげたり下を向いたときに、副鼻腔(鼻の中の空間)にたまった水が、突然ぽたぽたと流れ落ちてくることがあるのです。
    診察中、顕微鏡で患者さんの耳を一生懸命見ていたときに、マスクの下にたらーっと出てきたこともあります。ものすごく焦りました。
    とくにお仕事されているかたで、お客さんと面談などがあるかたはご注意ください。

    ※ 鼻うがいをした後に、ラジオ体操などでいろいろな方向に頭を動かすと、たまった水をある程度出してしまえるかもしれません。

  • 2026.02.19 メディカル

    鼻うがい用の食塩水の作り方

    鼻うがいをされているものの、洗う量が少し少ない方もおられます。
    うがい用のしみない塩水の(簡単な)作り方は以下のとおりです。ご参考にしてください。


    1. 容器に小さじ一杯(約5g)の食塩(にがりなどが入っていない、シンプルで安価なもの)を入れる
    2. ぬるま湯を500mL程度注ぐ
    3. お持ちの鼻うがい用ボトルに注いで使用する


    大人の方であれば、左右250mLずつ洗えば、すっきりすると思います。お子様は少な目でOK.
    塩の量は、しみない範囲で調整していただいて構いません。
    院長は、キッチンカップに塩を入れてお風呂に持ち込み、シャワーのお湯を注いで作ることもあります。

    ※ もちろん(少しお金はかかりますが)、市販の鼻うがい用洗浄剤を使用されても問題ありません。
    ※ 水道水の使用に抵抗がある方は、一度煮沸したり、浄水器を通したものを使うのもよいでしょう。
    ※ アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など、治療として鼻洗浄が必要な方には、食塩の分包処方も可能です。


TOP